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はじめての釣り [想い出釣行記]

同じ小学校の5年2組にナリボウという子がいた。
ナリボウはすこぶる頭が良くクラスでも常にトップだった。
ボクはナリボウとは家が近かったのでいつもいっしょに帰るのだが、
実はナリボウと帰るのがちょっといやだった。
帰る道すがら小さな小川が流れていて、そこにはドジョウやタニシ、カエルがいる。
ナリボウは小川のほとりにそーっと忍び寄るとエイヤと川の縁に手を突っ込んで15センチ位のトノサマガエルを捕まえるとボクに得意げに見せるのだ。
カエルが嫌いなボクは、
「あーそう。大きいね。へへへっ」
と日本人特有の愛想笑いをするのだが内心気色悪くてしょうがなかった。

そんなナリボウがある時つりに誘ってくれた。
つりなんて全然やった事が無いボクは、ナリボウに教えられるまま釣り道具屋にいき200円の竹竿としかけ、ビクを買った。

近くに最上公園といって江戸時代に城があった場所の堀がつり場だ。
大人から子供までみんな竿をだしている。
ボクらもそんな場所に陣取り大人に混じってつり始めた。
つりはじめて1、2分もするとナリボウの浮きがモゾモゾと動き始める。
すばやくあわせると5センチくらいのタナゴがついていた。
ナリボウは
「どーだどーだ」
といわんばかりに得意げな顔をしてニタリと笑った。
ボクは全然つれないのでだんだん飽きてきてジュースを買ってきたり堀の周りを意味も無くぶらぶらしているとナリボウが
「僕の竿でつってごらん」
と、自分の竿をボクに渡した。
するとみるまに浮きがピクピクと動き出した。
竿をあげると3センチくらいのアブラメ(くちぼそ)がつれていた。
ナリボウはニコニコ笑いながら
「よかったね」
と言ってくれた。
でも実はボクは知っていたんだ。ナリボウは自分の竿に魚がかかって
いたのを知っていて、ボクに竿を貸してくれたんだ。

内心ちょっと悔しくて200円の竹竿でがんばった。

帰りのボクのビクの中には2匹のアブラメが入っていた。


インフルエンザとロイズチョコ [呑兵衛日記]

3週間くらい前から調子が悪く咳が治らなかったので、先週医者に診てもらったら気管支炎と言われた。
しかし、与えられた薬をきちんと飲んでいたにも関わらず、一昨日の夜から咳が止まらなくなり、昨日はついに発熱。
仕事をフレックスで切り上げ医者に寄ったら、今度はインフルエンザと来た。
家族の中で唯一予防接種したにも関わらず、インフルエンザになるとはなんたることか!
とりあえず仕事を休み一人、部屋に籠もることにした。

発熱のため水分補給に買ったポカリスエットと栄養補給にロイズのチップチョコを枕元に用意して闘病(大げさだけど)態勢に入った。
おいらこのロイズのチップチョコが大好きなんだな。
チョコの甘味とポテチのしょっぱさがビミョ〜って言う人もいるけど、それがええねん。

ああ、寝床でケータイでブログ書くのも疲れるけんまた寝ることにします


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就職戦線スタート [お仕事]

入社して10数年はSEの仕事をしていたが、数年前人事部に配属された。
システムを開発する仕事から社員の管理や制度・規定関係の仕事にまわり
精魂共に疲れ果てたこともある。(いまでもそうだが・・・)

人事の仕事は、新入社員の採用、教育、労務管理、規則・規定の制定・運用と
様々あるが、今日はこの時期から本格的になる就職戦線について珍しくまじめに触れてみたい。

うちの会社は東京にありながらも、毎年3分の1くらいは地方の学生を採用している。
おいらも採用の仕事を手伝うことがあり、たまに地方に出張して学生と面接するが、
正直、東京の学生と比べて、個性豊かでオモロイ人間がたくさんいる。
別に東京の学生が悪いといっているわけでもなく、地方の学生には地方の色がたくさんあるのだ。
たとえば、青森に出張して学生に会うと、とても素朴な青年が多い。
言葉の訛りがとても暖かい。でも、言いたいことをズバリと言える人が少ない。
大阪はとても積極的な学生が多い。
自分の売り込みポイントをしっかり持っていて面接対策をしっかり準備している。
それでは東京の学生はどうなのかというと、正直ピンからキリまでいてよくわからないが、
男子学生よりも女子学生の方が格段に上だ。
中には女子アナみたいな人もいる。
ただ大阪の人に比べると自己PRができない人が多い。
採用担当としては当社の志望理由なんてあまり意味がない。きかれても正直に
インターネットで検索して出てきたからと答えてよろしい。
それより自分の長所、売り込みポイントをしっかりと把握して欲しいものでございます。
就職戦線はこれから。
学生諸君がんばってください。応援します!

ああ、久しぶりにまじめなことを書いたので疲れました。
いっぱい飲んで寝るか>ってもう朝だよ


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池袋立ち飲み慕情 [呑兵衛日記]

バンドの練習があり、始まる前にちょっとだけ時間があったので、ベースを担当している先輩と立ち飲み屋に行くことにした。
その店は、練習前に先輩が何度か立ち寄ったことがあり、安くてうまい!とのお墨付き。
場所は池袋のとある飲み屋横丁。路地にはいっぱい飲み屋やスナックなどがひしめき合っている。
通りの角に位置するその立ち飲み屋は、6人もカウンターに立てばいっぱいになる位の小さな店。
しか~し、壁面にずらりと取り揃えられた日本酒と焼酎の数はタダモノではない。
しかもよくよく見ると、そんじょそこらでは手にも入らず口にも入らないものが多い。
「森伊蔵」「魔王」「百年の孤独」「川越」などが勢ぞろい。

おいらたちはとりあえず、「お疲れ様」などといいながら、生ビールをぐびり。
できたばかりの、我がバンド「DEEP PURPLIN」のCDを先輩に渡したらマスターが
「店でかけるかい?」と一言。「いやいやウチのバンドはウルサイので・・・」とお茶を濁すが、お言葉にあまえてかけてもらうことにした。
常連さんもいたので、うるさい音楽であることにお詫び。
「ん、この曲、ハイウェイスターに似てるねぇ・・・」
「すんません、ハイウェイスターそのものです」
「そのもの、なんていっていいの?難しいんだよコレ・・・おお、いいじゃん」
と、マスターや常連さんのお褒めに預かりながら、またビールをグビリ。
そのうち常連さんの一人が、赤霧島を注文。
黒霧島ならよく飲む芋焼酎だが、赤霧島とは・・・?
「赤霧島って言うのは赤芋で作った霧島だよ。うまいんだぜ。飲んでみる?」
と言うことでおっかなびっくり注文してみた。
ほのかな甘味があって、抜群にうまい。いろいろ焼酎を飲んできたおいらにとっては、まさに目からウロコ状態だった。
エノキの肉巻き、カシラなどのうまい串焼きをつまみながら、マスターや常連さんたちと音楽談義、焼酎談義。
あっと言う間に時間が経ちバンド練習の時間が来たので後ろ髪引かれながら店を出た。

池袋の雑踏の中に、こんなにうまい酒を飲ませてくれる飲み屋があり、心和ませるマスターや常連がいるなんて思わなかったなぁ・・・
「大都会の赤提灯、仲間と一緒にうまい酒」字余り


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ジンギスカンあれこれ [呑兵衛日記]

この間車に乗っていたら、ラジオから昔懐かしい歌が流れてきた。ジンギスカンのGENGHIS KHAN だ。

何年経っても覚えている人が多いこの歌。ジン、ジン、ジンギスカ~ンとここまでは歌えてもこれから先を歌えない人が多い。

ラジオでは、わざとサビを歌わせていたが、これが爆笑!歌えないなんてもんじゃなく、みんなでたらめを平気な顔でうたってら(ラジオだから顔は見えなかったけど)。

車の中でゲラゲラ笑っていたら急にジンギスカンが食べたくなった。初めてジンギスカンを食べたのが、中学の北海道旅行の時、羊が丘牧場で、羊を見ながらジンギスカンを食べた時だった。あの独特の肉のうまさに惹かれてしまったわけだが、田舎山形ではジンギスカンなど食べられるものでもなく、しばらく悶々としていたが、十数年前、スキーをしに札幌にいったときにジンギスカンに再開し、感動したことを覚えている。

数年前に札幌に行った時入った店が、「だるま」と言う店だった。室内は煙でもくもくしていたが、その匂いたるや、これぞ生ラムのジンギスカン!正直ビール園のジンギスカンは足元にも及ばない。

地元に帰ってジンギスカンの店をさがしたら・・・・・ありましたねぇ。お店の名前は「ジンギスカン中村」。とてもほのぼのした店名のとおり、お店のスタッフも家族的である。

この店、うまい!正直めちゃめちゃうまい!!下味とつけだれがさっぱりしていてしつこさが全然なく、白ご飯とベストマッチである。おいらは呑兵衛であるから基本的にはビールを飲みながらジンギスカンを食べるのだが、このジンギスカンにいたっては、白飯にベストパートナーの座を渡してしまった。

しかも値段が安い。1人前400円だよ。今時ないぜ、この値段。おれら4人くらいで腹いっぱい飲み食いしたって5000円くらい。となりのカップルはおあいそで2000円いかないんだぜベイベー。

と、一人で興奮してしまったこのジンギスカン中村。東武東上線みずほ台駅からあるいて10分くらい。予約はとってくれないらしい。最近は休日前だとかなり並んでいるので、行かれる方は覚悟を決めていったほうがいい。


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秋の夜長にカツオの香り [呑兵衛日記]

カツオの食べ方はいろいろあって、それこそ刺身、タタキなどから鰹節まである。でも季節的にはこの時期のカツオが脂が乗っていて、カツオしかも刺身好きのおいらにはたまらないんだな。

今日もいつもの飲み屋でカツオを頼んだら、「今日はたまらない食い方さしたるよ」とマスター。おいらはうれしさのあまり、「うほうほ」と言葉にならないうれしさの表現をしてしまった。ちなみにこの店のカツオの切り身は厚さが1センチはあるダイナミックなもので、一口頬張れば口の中が万遍無くカツオだらけになる。「ああ、わし幸せじゃけんね」と思わずカツオの本場四国の人になっちゃうんだな。

さてマスターがどんな料理を作ってくれるのかを拝見しましょう。
冷蔵庫から脂の乗ったカツオを取り出して、例の1センチ切りでガシガシと裁いていく。

きった刺身をなんと、パットにいれましたよ。それに醤油をドバッ、生姜のすりおろしをドバッ、ニンニクのスライスをドバッ。決め手は○をドバッ。

え!?多分カツオのズケなんだろうけど、なんで○を入れるの?

マスターがこちらをギロリとにらんで、「だめだよ~隠し味を見ちゃ。企業秘密なんだから」。みんなからみえるカウンターの中にいて隠し味もないもんだが、すまなそうにまた「うほうほ」と表現の曖昧な日本人と化すのであった。

しばらく冷凍庫で冷やし、とりだしたものに秋を加える。

秋とは香のもので、大葉、ミョウガの千切り。すりおろしの生姜とニンニクがこれまたベストマッチングの香りを演出している。

もうそのままおいらは、「ガブリ」と口の中にいれると、プリンとした歯ごたえのあるカツオの身に、しみこんだ秋のエッセンスがいいハーモニーをかもし出している。優等生はミョウガだね。おいら的にはカツオと生姜、ミョウガは最高の三角関係なのである。なーんて偉そうにグルメなおっさんぶりしてもしょうがないが、本当にいい味なのである。

ボリュームはあるし、味は最高だし、今日はこれ一品でOK!

お気に入りの焼酎とカツオで秋の夜長を楽しむことにするよ


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秋刀魚とホッケは仲良しで・・・ [呑兵衛日記]

仕事で札幌にいった。

今回の仕事は1泊2日での強行軍で、札幌にいる親友にも会う時間がとれない。

わずかな時間だけど東京脱出組にとって、札幌はこの時期季節的には最高だ。気温や湿度は低いし、なによりうまい魚がどんどんでてくる。

以前その親友に教えてもらった店を思い出し再び出かけた。

店の名は炙屋(あぶりや)狸小路店。南三条西二の交差点際にある店だ。

地下1階につながる階段には、待ちの客がならんでいる人気店だ。

ここはなんと言っても、新鮮な魚がうまい。

普段、ホッケなんて安魚だと馬鹿にして、口に入れない上司が、恵比須顔で食している。炭火でいい塩梅に炙られた、脂の乗ったホッケ、しかも東京では食べられないビックサイズときているから、食べ応え十分だ。

腹の身も脂がのってうまいが、個人的には開きにされ、骨についた煎餅状になった部分が好きで、ばりばりと食べるのが好きな人たちも大勢いるんじゃないかな?

あとこの時期は秋刀魚だね

秋刀魚は塩焼きが最高だけど、今は冷蔵技術が発達しているから刺身でも食べられるし、しかも、そんじょそこらの澄ましたマグロなんかより全然うまい。

インドマグロあたりのトロとは比べ物にならないとしても、コストパフォーマンス的には群を抜いたうまみだよね。脂の乗った甘い身は、一口食べるだけで、とっても切なく「ああ・・・」と喘ぐような声を搾り出してしまう。

普段、東京では飲めない昆布焼酎を、ロックに近い水割りで飲みながら、北の大地で秋の魚を食べるのは、これまたいいもんです。

 

 


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DEEP PURPLINのHP作った! [音の坂道]

我がBAND DEEP PURPLIN(ディープパープリン)のHPを作った。

http://www.geocities.jp/deeppurplin814/

あわただしく、わさわさと作ったせいか誤字・脱字が多いのが欠点であるが、自分的には、カウントもアップしているのでよかったと思っている。

ワールドワイドを見渡すと、うちのバンドの評価がいたるところにでていて、とってもうれしい。

http://www.anahoteltokyo.jp/oyajirock/

http://www.concierge.ne.jp/500_column/edi_022.html

あげくのはてに英語版まででた。だが残念なことに写真とキャプションがあっていないことや、HIGHWAY STAR を HIGHWAY STEP とかかれるし始末。

http://www.japantimes.co.jp/cgi-bin/getarticle.pl5?fl20050821x1.htm

それでもうれしいです(^^♪

初代オヤジロック王としてこれからもがんばらなくては!

 


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DEEP PURPLIN ついにグランプリ!(OYAJI'S ROCK BAND CONTEST) [音の坂道]

ついにやった!

全日空ホテルで行われたOYAJI'S ROCK BAND CONTESTで

わがDEEP PURPLINがグランプリをとることができた。

トップバッターだったし、対バンドはすべてうまいバンドばかり。

そんななかで俺たちやっていいのかなぁ・・・なんて思っていたけど

そんな気持ちがよかったのかもしれない。

リラックスできてとても気持ちよかった。

今度の土曜日 東芝EMIの第3スタジオでレコーディングやります。

21日のEZ TVにもでるので見てね


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カツオの魅力、ニシンの誘惑、アワビのため息 [呑兵衛日記]

ああ、なんと言うことだろう。おいらは痛風である。

こんなことは別に大げさに言う必要もないのだが、とても悲しいのである

それはなぜかとたずねれられると、答えは一言飲み物食い物が制限されちゃうのである。特にビール、内臓(モツ系)はだめだし、魚もマグロ・カツオなどはプリン体(痛風の元になる組織)が多いからだめらしい。

ところが、おいらは大のカツオ好きで、特に今のようなのぼりカツオのシーズンや秋の下りカツオのシーズンになると、うきうきしてしまうのである。

おいらがやっている浮き球△ベースという、まぁ草野球の一種であるが、これのテレビ特集が西日本地区で放送された。

3月に八丈島で行われた大会の模様が放送されたものを友人がDVDに記録して送ってくれたのだ。おいらもこの大会に出ていたわけだが、そのときの模様は別の機会にご報告(するかもしれない)

その番組に出てきたカツオが超うまそうだった。そのときカツオを食べたことを思い出し体全体がカツオモードになった。

もうこうなると、痛風のことなどすっかり忘れて、カツオが食べたくなってくる。

うちのすぐ近くに「松山」という刺身がうまい店があるので、早速繰り出した。

カウンターだけの小作りな店だが、マスターは日中市場の仕事をしているため、魚がすごく新鮮でうまい。この日のメニューにも「カツオ刺身」の文字があったので即注文

でてきたのはカツオの半身。これが脂が適度に乗ってうまいのなんの。

ニンニクのスライスとしょうがをたっぷりのせて、ぱくっと食べれば、ささやかな人生のシアワセを感じてしまうのだ。

そのささやかなシアワセを感じていたら、マスターが「伸さん、ニシンの刺身食べる?」ときた。

ニシンなんて生で食えるのかな?と聞いたら、宮城であがったばかりのものだそうで、もちろん生でくえるとのこと。

さっそく切り身にしてもらうと、これがしっとりと脂が乗った、いい白身

口に入れるととろけそうなうまさ。

しかも最高級のあわびもあるとのこと。あわび1個が800円。すばらしいこの値段。思わず、ため息がでてしまうこの価格。抜群のコリコリ感。

ああ、わが人生最高のイッシュンであるよ。

常連と笑いながら、呑みながら土曜日の夜は深まっていくのである


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