インディアンカレー [呑兵衛日記]
同じ草野球仲間で大阪出身のT君が、大阪に行ったら、ぜひ行ってもらいたいところがあるという。
どないな飲み屋だなーべ？と大阪弁と東北弁のミックス言葉で聞くと、飲み屋ではなくカレーショップだと言う。確かにカレーは大好きだが、何もわざわざ大阪でカレーを食べることを想定していなかったので、ちょっと返事に困っていると、「まずは行って食ってみろ」という問答無用のお言葉。
おっしゃー了解、ほんだば行って食ってみるべぇと、出張の帰り際に寄ってみることにした。
場所は梅田の阪急三番街にある「インディアンカレー」と言うお店。
T君は大阪に帰るたびにこの店に立ち寄り、カレーを食べて感動しているという。
インターネットで場所を調べて、さて行こうかと腰を上げたら、携帯メールにT君からの着信が･･･
タイトルは「おいしく食べる方法」
１・まず合掌。
２・次に良くながめてから深呼吸。
３・さぁひとくち目、集中してください。
４・口に含んだら更に集中(この段階で目をつぶると効果倍増)
５・よ～く味わってください。
２～５の工程を３回繰り返してください。
さぁここで一度スプーンを置き、後味を味わってください。
あとはご自由に。
※１、途中で水を飲まない
※２、ピクルスは半分くらい残しておいて最後にたいらげ水を飲む。
(重要です)
店を出てから３０分はたまんないくらいの後味。
以上です。
すんまそんです、話がふくらんでしまって(^_^;)
でも全てほんとなのです(笑)
このメールを打ってる途中からよだれが(^_^)v
・・・っというものだった。
メールを打ちながらよだれをたらしているT君の姿が目に浮かぶよう。店に向かう足も次第に速くなってくる。
店についてみてびっくり。意外ときれいな外観。
地下街の通路に面した壁はガラス張り。中はきれいな白いカウンターで20人くらい座れそう。
この日は（というよりいつもなのかもしれないが）満員で店の外まで待ち行列ができている。
メニューを見ると「インディアンカレー」と「ハヤシライス」の2種類しかない。
迷うことなく「インディアンカレー」を受付のお姉ちゃんに注文し食券をもらい、空いた席に腰掛ける。
楕円形の白い皿に、サラッと盛られたライスを覆うようにカレーが盛られている。付け合せはキャベツのピクルス（甘酢付け）。
さっそくメールの指示どおりに合掌。お店の人が変な顔をしてみているが、なーに知ったこっちゃない。
その次の指示どおりによく眺める。具はほとんど溶け込んでいるが、いろんなものが交じり合っている感じ。やわらかそうな肉はプルプルしている。
深呼吸してコンセントレーションを高めて、まず一口目。パク。
「ん？以外に甘いんでねぇの？」フルーツ系の甘味が口全体に広がる。よーく味わっているうちに猛烈に辛くなってくる。「おお反則だぁ～」と思いながらも二口目をパク。
うう～む。甘い！辛い！辛いが甘い！と目を白黒しているうちに、カレーのうまさが倍増してくる。おお、カレーというものはこういうものだったのかぁ！！！
次第に汗が出てくるが、水を決して飲んではいけないというT君の指示を忠実に守る。
ちょびっとピクルスを食べてみると、辛さが薄らぐではないか。これは最高の付けあわせでござる。
と、一人で悶えているうちに、そんな至福の時はあっという間に通り過ぎ、すべて食ってしまった。残しておいたピクルスを平らげ、後味を楽しむ。
「うまかったぁぁぁ・・・」と周りを見渡すと、みんなそのようなトロ～ン顔をしながら食べている。隣のオヤジのカレー見てみると、なんと卵の黄身がのっているではないか！
オヤジィ反則ちゃうん？メニューにはなかったでぇ。
これは吉野家の「つゆだく」のような隠しメニューに決まってる。
などと、もごもごいいながら店をでた。
新幹線に乗り込みシートにもたれかかってT君にメールを打った。
「サンキューめっちゃ感動したよ。」
T君もすかさずメールバック。「期待させすぎて心配しちゃったけど、うまくてよかった」と。
後味が続いている。うふふふ。たまんねぇなぁ・・・
今度大阪に行ったらまた行くんだ。
インディアンカレーに・・・
（※2005年丸の内にもインディアンカレーができていた^_^;）
インデアンカレー、私も大好きです！
うちの主将に連れて行っていただいたのですが（丸の内）、
あれはヤバイですよね～♪
あぁ、あの味を思い出したら食べたくなってきた……。
by ゆきえ (2006-05-07 22:43)
ゆきえさんどう～もです。
実は柏ア団の田○さんは丸の内のインディアンカレーに
70回は言っているそうです。
さすがですねぇ・・・(^^)v
by はんにゃん伸 (2006-05-11 22:41)